本日はスーツのお話です。 いつも私達が社章を付けている襟の、ボタン穴のお話です。
名称は「社章ホール」ではなく「フラワーホール」といいます。
もともとは、ラペル部分も寒い日に閉じられるようになっていたようです。今でもコムデギャルソンのテーラードジャケットなんかは今でも閉められるようになってます。 このボタン穴に花を挿した事から、フラワーホールと呼ばれるようになったようです。
風よけ→花挿し→社章穴と言った流れで変わってきているのです。
昔のスーツはしっかりボタンホールに穴があいておりましたが、今は花をさす事はないので、眠りボタンとなっております。そこに社章をさす形ですね。
今花挿さないんだから、いっそエンブレムホール(社章穴)と改名してもいいんじゃないのと思う今日この頃でございます。