最近、徽章業界にクールビズに対応できるスライド式の社章が登場してきました。
ここに書くのはあくまで個人的な見解でございます。賛否両論があるかと存じますが、こう言った意見もあるのだと言う目で見ていただければ幸いです。私はあまりこの企画をあまり好きになれません。止める場所がワイシャツの襟です。スライドクリップも大きく通常の社章より重いので、ワイシャツの襟の芯は固めでないと、襟が歪みます。
機能的な部分で引っかかっているところは、ワイシャツの襟は金属を付けるような、構造で作られておりません。
しかも片方のみ重みがかかります。安いワイシャツばかり着ますと言う方ならあまり気にしないと思いますが、価格の高いワイシャツを着る方からは不評だと思います。
また、クールビズのドレスコードでポロシャツも可になっている企業様もいるかと思います。ポロシャツの生地でずっと社章を着けていたら、生地が伸びそうですよね。
新しさはあると思います。しかしながら、服装的な観点から見て、ワイシャツの襟にピンを差すという事に少し抵抗があります。また、襟の片方しか付けないアシメトリックな見栄えになる部分も引っかかります。
個人的にですが、この付属品は「うーんどうだろ?」と言った形です。社章は実際使う人の側に立って使い勝手が良いか、見栄えはおかしくないかとこだわって作るべきだと思います。
たとえば、マイクロソフトのマグネット式の社章の方が実際に着用する人を考えている社章だと思います。ですが、弊社でもクリップ式の裏付属品を取り扱いはございますので、気になる方は気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
あくまで個人的な部分になりますので、何卒ご了承いただければ幸いです。