大阪・奈良・和歌山エリアで「個別指導の明光義塾」の教室運営を担う株式会社ライズ様から、社章とオリジナルピンバッジ製作のご依頼をいただきました。社章のモチーフにもなっている「ライズ」という社名は、❝どのような苦境にあっても常に上に向かって力強く登りゆく朝日❞をイメージして名づけられたそうです。その名のとおり、こどもたちの飛躍を願うことはもちろん、要となる教え導く社員の方一人ひとりが明るく昇り続けられるようなサポートに力を入れておられます。今回のバッジ製作は、その一環として、働く方々の動機づけの役割もあるそうです。

ライズ様のキャリアステップは、過程の努力や人間性を重視しつつも、実績に重きを置くというもの。そこでバッジは、会社を担う一員であるという一体感の創出のほかに、プライズ（prize）的な意味を持つよう計４種類の製作を希望されました。内訳としては、役員・社員用に社章２種類、それ以外の講師陣用にオリジナルピンバッジ２種類となっています。

まずは社章ですが、社名ロゴを使用したシンプルなデザインながら、「研ぎエポ凹凸」と丸い外形を組み合わせたことで社名が浮かび上がって見え、バッジとして新しい印象を与える仕上がりとなっています。役員用に金、社員用に銀が用意され、特に銀タイプはロゴにもう１色追加したこだわりも必見です。バッジを固定するための裏付属品は、厚みがなくすっきりと装着できるショートタイタックタイプを選択されています。

もう一方のオリジナルピンバッジは、講師陣用としてリーダーに金、サブリーダーに銀が作られました。「CHIEF」を中心に文字をバランスよく配置、「ラッカーエポなし」で色入れをすることで凹凸を生かしています。社章とはまた違った、凹凸の陰影による立体的な仕上がりが魅力です。裏付属品にドイツピンを選択されているので、付け外しもしやすくなっています。

できあがったバッジを見ますと、かなり凝った造りに感じられますが、実は仕様としては珍しいものではありません。組み合わせの発想によって、こうも個性的なバッジが作れるという好例かと思います。一緒に作り上げていく中で、バッジ専門店としても大変勉強になりました。このたびは、まことにありがとうございました。このバッジたちが、よりいっそうライズのみなさまの結束を強めることになれば、こんなうれしいことはありません。今後ますますのご活躍をお祈りいたします。

社章